2. 2003年5月5日県民能の記録です。(於 鎌倉能舞台)

「棒縛」「項羽」

解説「能の歴史」
中森晶三師

狂言「棒縛」
シテ 山本泰太郎師

能「項羽」ワキ 殿田謙吉師
 ワキは唐物でも和物と同じ装束です 

午前の部 前シテ尉 中森貫太
「唐物」なので鬘をポニーテールにしてみました
草刈男から船賃として虞美人草を貰います
語りの中。猛将項羽を表す強い構え
能面は「笑尉(わらいじょう)」
間狂言
項羽の最後をワキに語ります
後ツレ登場 佐久間二郎師
唐織の上に側次を羽織っています

味方の勢に攻められて悲しみに暮れるシテとツレ
ここでは一畳台が高楼となっています

身を投げた虞美人を必死に捜す項羽
持っているのは「鉾(ほこ)」です

ワキを見込むシテ かぶっているのは唐物専用の「唐冠(とうかんむり)」です

午後の部 前シテ 奥川恒治師
水衣の上に側次を着て淵明頭巾をかぶっています
午後の部 後シテ
法被の上に「りょうとう」を重ね着しています

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