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解説は「現在物と夢幻能」 中森晶三師
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狂言「痩松」 シテ山本則重師
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能「富士太鼓」 ワキ 森常好師 これが今回新調した「古式」の鞨鼓台
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シテ 観世喜正師 子方 奥川恒陽君
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舞台上で水衣を舞衣に着替え烏兜を着けます 「真之物着」と言って後見が大変気を使う作業です
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これこそ夫の敵と太鼓に走り寄るシテを 子方が押しとどめます
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父の敵の太鼓を打つ子方 この子方は謡も多く お稽古も大変だったと思います
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被っているのが「烏兜(とりかぶと)」 面は「深井」です
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正気に戻り鳥兜と舞衣を脱ぎ 子供と共に故郷に帰ります
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午後の部 狂言「金藤左右衛門」 シテ 山本泰太郎師
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シテは作物に入って舞台に出る 「出し置き」と言う方法です シテ 中森貫太
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前シテは紅無段秋草の唐織 面は若めの「近江女(おうみおんな)」
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シテは作り物のかげにいます・・・ これが普通の鞨鼓台で この曲では舞衣と烏兜を飾ります
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間狂言 遠藤博義師
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「梅枝」後シテ朝の部の「富士太鼓」と 全く同じ装束の組み合わせです (同じ人物ですので)
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烏兜はこの二曲と「道明寺」に使うアイテムです 舞衣と烏兜は朝昼同じ物を使いました
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亡き夫を偲び太鼓を打つ妻の亡霊 おなじ物語でも富士太鼓より しっとりした曲でした
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質疑応答 みなさまお疲れ様でした
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