16. 2004年1月25日小山市市制50周年記念市民能の記録です。

「六地蔵」・「小山安犬」(復曲能)

市制50周年を記念して金春流で廃曲となっていたご当地曲「安犬」という能を復曲し、上演しました。
子方と地謡22名の方々は1年間お稽古をしてきた市民の皆様です。

市制50周年記念式典のため
ご挨拶や市歌斉唱がありました

解説は中森晶三師
「新作能について」

仕舞「高砂」
弘田裕一師

仕舞「田村」
津村禮次郎師
仕舞「菊慈童」
駒瀬直也師
狂言「六地蔵」
シテ 野村萬斎師
仲間と共謀して三人で六体の地蔵に化けて
代金をだまし取ろうとします
復曲能「小山安犬」
市民の地謡の皆様22名と玄人8名は
ひな壇に座りました
シテ 安犬丸の母 中森貫太
紅無唐織を着流しにしています 面は「曲見(しゃくみ)」
子方 安犬丸 鈴木大雅くん
トモ 従者 古川充師
全景はこんな感じ
橋掛かりに立ち並ぶのは討ち手の面々です
ツレ 笠間十郎 五木田三郎師  斬組 遠藤和久師
斬組 桑田貴志師  捕り手 遠藤喜久師 坂真太郎師

初めての子方でしたが、一年がかりの稽古で
遠藤師との斬組も立派にこなしていました

橋掛かりでの斬組(桑田師)

母(シテ)も長刀を持って助太刀に加わります
唐織の下にはこの装束を着込んでいました

最後には安犬丸を捕らえて引き立てていきます

それを涙ながらに見送る母
「シヲリ止め」と言う終わり方です

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