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解説「神話の能」 増田正造氏
今回は「古事記」を題材とした曲で組んでみました
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能 「玉井」
竜宮の井戸と桂の木（海の中なのに・・？）の
二つの作物が出ます
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シテ 中森貫太 前ツレ 鈴木啓吾師
竜宮の住人なので唐織の上に側次（そばつぎ）を羽織りました
手には水桶を持っています
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井戸の水を汲もうとして井戸を覗くと其処に人影が
立っていたのは山幸彦でした
ワキ 森 常好師
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替間「貝尽くし」 間狂言は五人出ました
法螺貝・蛤・鮑・帆立貝の精です
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後ツレ 古川充師（右） 佐久間二郎師（左）
手に持っているのは汐満玉と汐ひる玉です
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後シテは悪尉の面に大龍戴を戴き
左手には鹿背杖（かせづえ） 右手には釣針を持っています
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玉井の地謡には長男も座っていました
１０５分の長丁場でしたから足が痛そうでした
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狂言「竹生島詣」 シテ 野村萬斎師
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仕舞「逆鉾（さかほこ）」 観世喜正師
日本創造を描いた脇能です
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仕舞「三輪」 観世喜之師
糸をたぐる所作でクセの型所です
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能 「小鍛冶 重キ黒頭」
シテ 五木田三郎師 ワキ 殿田謙吉師
重い扱いの小書なので囃子方＆地謡は裃です
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小書の時は喝色（かっしき）の面で裳着胴の装束
手には扇の代わりに稲穂を持ちます
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剣を打つ場所に注連縄を張り相槌を待つワキ
この曲はワキも中入して装束を替えます
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ワキと共に帝の剣を打つシテ
台の上での所作には気を使います
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