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 ★Q&Aコーナー★ 
このコーナーでは、中森貫太が能楽一般について責任を持ってお答えします。
(個人的な質問もどうぞ!)
どしどし kanta@nohbutai.com  までお寄せください。

Q.日常の生活について教えて下さい。
 生活パターンはかなり不規則です。普段の素人の稽古日は7時頃起きて、自宅の稽古場は10時~夕方まで、
 他の稽古場は曜日によって 朝から夜までお弟子さんの稽古をしています。
 舞台の日は原則として始まる2時間前には楽屋入りしますので、早いときには朝5時頃起きて 出かけますし
 (私は鎌倉に住んでおりますので東京の舞台まで1~2時間かかります)帰りも遠い舞台の時には真夜中になります。
Q.正式には何というのですか。
 私は観世流という流儀に所属しているシテ方(主役、地謡等をする役)ですが、資格は準職分と言います。
 観世流では、宗家・分家・職分家・準職分家・師範の5段階に分かれています。そして宗家と分家は世襲制で、
 職分家以降は 宗家から免状 (免許証)をいただいて玄人になります。
Q.能楽師になる素質ってありますか。

 必要な能力は記憶力だと思います。舞台の上で本を見ることは許されません。しかも歌舞伎や現代劇と違って、
 能は毎日違う曲目を上演しています。分量的には少ないと思いますが、記憶力の弱い人はかなり苦労します。

 適性に関してはやはりセンスの有無と、対人関係においての柔軟性だと思います。どんなに正確に演技が出来ても
 観客に受け入れられなければ プロとして失格です。又、昔の封建制度を保ってきた社会なので、先輩・後輩の序列
 なども非常にうるさく、師匠への言葉遣いや態度も厳しく注意さ れます。

 最近の若い人はなかなか辛抱できずにやめてしまう人も多いです。

Q.休みの日には何をしていますか。
 最近あまり休みがないのですが、たまに休みだと家族サービスをしろと言われ、買い物やらバッティングセンターに
 つきあわされます。 本当は、ゴルフや美味しい物を食べに行きたいです。
Q.つらいことはありますか。

 たくさんあります。書ききれないぐらい・・・。例えば、毎日覚えものに追い回されていますし、
 舞台のために色々な制約があります(スキー禁止・日焼けもダメ)。

 正座の足もスゴク痛いし、休みもほとんどありません。

 一番辛いのは舞台がうまくいかなかったときかな。

Q.何年位で能楽師になれるのですか

 玄人になるだけならば10年位でなれると思います。しかし生活していけるかどうかはその人の努力と運次第だと思います。
 わたしは父も能楽師ですので、3才で初舞台を踏んでから34年間稽古を続けていますが、いまだに若手扱いです。

 現在は観世流シテ方には研修会と言う制度があって、職分家に最低5年間住み込んで、年に2回宗家の主催する研修会に
 出席することが義務 づけられています。

 その後、職分家の推薦により宗家から免状が交付されます。

Q.今能楽師は何人くらいいますか。
 約1500人位です。
Q.一曲の上演時間はどの位ですか。その稽古はどの位するのですか。
 上演時間は曲によって15分位から2時間半位です。ただし同じ曲でも演じる役者によって20分前後の誤差があります。
 稽古は、素人の稽古が自分の声の訓練であり、記憶の確認となりますので 、実際のその曲の稽古は2~3回です。
 しかしその曲のイメージを頭の中で繰り返して、演出を考えるのは1ヶ月以上前から毎日行っています。

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