菅原道真にまつわる「飛び梅」、「追い松」伝説が原典。 徳川時代には松の徳を讃えた曲である事から、よく上演された。老松の精が御代万歳をことほぐ、閑雅な祝言の一曲。 静かな21世紀の幕開けです。
松がめでたい木であることを菅原道真ゆかりの「飛び梅・老松」にかけて作られた曲で、徳川家の本姓松平家の「松」を讃えた曲として高砂と並んで筆頭祝言曲とも呼ばれる。 後シテが老人の出で立ちで「眞之序之舞」というとってもゆっくりな舞を舞う正月には良く出る曲。