能 大仏供養 (だいぶつくよう)



あらすじ

 平家名題の豪傑 悪七兵衛景清は、壇の浦の平家全滅の際もうまく逃れ、奈良若草辺の母を訪ねる。母に問いつめられ、先年頼政の宇治川の合戦の余勢で平重衡が焼いてしまった大仏の修理・開眼供養のドサクサに紛れ、平家一門の敵頼朝を狙うと告白する。母の温情に感泣しながら出て行った景清は、春日神社の神官を装い、頼朝に近付くが、警護の役人に見破られ、一度は逃げるが、又改めて名乗りを上げ、重囲を破って姿を消す。

演者から一言

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