能 知章 (ともあきら)



あらすじ

 西国の僧が須磨の浦で知章の墓を見つけ供養していると男がやって来る。男が知章の父、平知盛と愛馬井上黒の物語を語り姿を消す。僧が更に弔っていると知章がありし日の姿で現れ、我が子を失う知盛の心情や自らの最期を見せ、弔いを頼み消え失せる。

演者から一言

 知章は享年十六歳の若武者で父を救う為に一ノ谷で戦士した若武者。颯爽とした風情に力強さを加えて勤めたいと思います。


↑に戻る HOME(検索でお越しの方はこちらからtopにどうぞ)