5.2006年7月20日「能を知る会 鎌倉公演」の記録です。

解説「能の小道具・作物」・狂言「痩松(やせまつ)」・能「籠太鼓(ろうだいこ)」

解説「能の小道具・作物」
中森晶三

狂言「痩松」 野村萬斎師
髭を付けて長刀を持った山賊の出で立ちです
アド 高野和憲師
能「籠太鼓」
ワキ 森常好師

午前の部 シテ 観世喜正師
面は「深井(ふかい)」でした

逃げた夫の身代わりとして牢に入れられます

途中で唐織の肩を脱ぎ
狂女の出で立ちとなります
間狂言 石田幸雄師
今回はとてもウケた間狂言でした
午後の部 シテ 中森貫太
牢を出て舞い始めるシテ
牢に掛けられた時守の鼓を打って
狂気した心を慰めるシテ
そして自らまた牢に閉じこもってしまいます
この鼓は「鞨鼓(かっこ)」と言い
普段は腰に付けて舞うことが多いです
午後の部も「深井」を使いました。
着附けは「黒船段縫箔(くろふねだんぬいはく)」

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