16. 2003年1月18日府中市民能の記録です。

「宗論」・「大瓶猩々」

「能面」の解説
中森晶三師

狂言「宗論」
シテは山本則直師

能「大瓶猩々」
ワキ 高風 安田登師

 午後の部シテ 観世喜正師
前シテは童子の面
間狂言は水神です
壷を開けてお酒を注いでいます。
シテは法被肩上げでツレは唐織壷織の装束です
面は全員「猩々」ですがみんな顔色が違います。酔い方も様々!

「大瓶猩々」午後の部
シテ中森貫太 面は慈童

ワキとの掛け合い。この曲はシテがワキの
親孝行に感じて酌めども尽きぬ酒瓶をあげます

シテの扇は「乱扇」。本来は「童扇」です
 手前に銀の柄杓が見えます

先に出たツレが瓶のふたを開けます
シテは柄杓でその瓶の中の酒を酌み、振る舞います
−おまけ−
瓶の写真 これは針金で出来ていて
それを布(引き回し)で包みます
蓋の房は長絹の露
仮設ですがとても良くできた舞台です
橋掛かりが奥に広いので、舞うにはとても楽です

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