記録-平成16年度詳細番組
[5/5横浜公演] ・[6/13鎌倉公演]・[6/20東京公演]・[7/7鎌倉公演]
[9/8横浜公演] ・[10/5鎌倉公演]・[10/13東京公演]・[10/23鎌倉公演]
[11/19鎌倉公演]・[1/23鎌倉公演]・[3/3鎌倉公演]
平成16年薪能その他公演→
5月の公演
県民のための能を知る会横浜公演
☆平成16年5月5日(祝)午後2時始 会場 横浜能楽堂 |
入場料(消費税込)・・
指定席¥6,000(友の会¥5,500)/自由席¥4,700(友の会¥4,200)
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解説
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能の歴史
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解説
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中森 晶三
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狂言
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蝸牛(かぎゅう)
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山伏
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山本 則孝
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主人
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山本 則重
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太郎冠者
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山本 則秀
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能
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漁翁 蔵王権現
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中森 貫太
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姥
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佐久間二郎
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天女
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鈴木 啓吾
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王(子方)
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奥川 恒陽
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侍臣
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殿田 謙吉
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輿かき
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則久 英志
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輿かき
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御厨 誠吾
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追っ手ノ兵
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山本 則孝
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追っ手ノ兵
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山本 則重
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笛
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寺井 宏明
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小鼓
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後藤嘉津幸
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大鼓
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安福 光雄
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太鼓
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小寺 佐七
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弘文天皇方の急襲を受けた天武天皇は辛うじて吉野山の奥に逃れる。
国栖の老人夫婦は鮎を焼き芹を勧めて懇ろにもてなす。
やがて急追の敵勢を、帝を舟に隠すという機転で老人が追い返す。
天もこれに感じ、天女が天下って五節の舞を舞い、蔵王権現も出現して添付の御代を祝福する。
壬申の乱の能楽化。
シテが舟を運んだり、間狂言が活躍したり、能の枠を外れた新作能めいた面白さがあります。
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6月の公演
県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成16年6月13日(日)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・
全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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講演
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源氏物語と能
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講演
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上坂 信男
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狂言
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寝音曲(ねおんぎょく)
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太郎冠者
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山本 則俊
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主人
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山本 則孝
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能
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里女 浮舟
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(朝)中森 貫太 (昼)駒瀬 直也
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旅僧
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村瀬 純
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里人
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山本 則秀
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笛
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松田 弘之
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小鼓
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古賀 裕巳
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大鼓
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柿原 光博
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源氏物語を題材とした異色の狂女物。
横川の僧都の前に浮舟の亡霊が現れ自らの弔いを頼み、僧都の回向により夜明けと共に成仏して消え失せる。
物寂しさの中に華やかさを感じさせる、世阿弥作と言われる名曲です。
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能を知る会東京公演
☆平成16年6月20日(日)午後1時始め 会場 国立能楽堂 |
入場料(消費税込)・・
正面指定席¥10,000(友の会¥9,000)/脇・中自由席¥6,000(友の会¥9,500)
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講演
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替之型
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講演
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増田 正造
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能
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蝉丸
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中森 貫太
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逆髪
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観世 喜正
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清貫
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殿田 謙吉
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博雅三位
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山本 則孝
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笛
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松田 弘之
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小鼓
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大倉源次郎
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大鼓
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亀井 広忠
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狂言
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仏師(ぶっし)
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すっぱ
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山本 則俊
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田舎者
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山本 則秀
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仕舞
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鵜之段(うのだん)
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シテ
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遠藤 喜久
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野守(のもり)
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シテ
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奥川 恒治
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景清(かげきよ)
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シテ
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観世 喜之
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能
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静 知盛ノ怨霊
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五木田三郎
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判官源義経
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徳増 裕希
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武蔵坊弁慶
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村瀬 純
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間
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山本 則秀
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笛
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一噌 隆之
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小鼓
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観世新九郎
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大鼓
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柿原 崇志
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太鼓
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観世 元伯
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昨年に続き「能の小書」をテーマとした企画公演で 「蝉丸・替之型」と「船弁慶・重キ前後之替」をお楽しみ頂きます。
生まれついての盲目故に父帝の命により大阪山で出家させられ置き去りにされた第四王子・蝉丸と、 狂乱となり皇居を飛び出して放浪する第三皇女・逆髪が蝉丸の弾く琵琶の音により再開する異色の狂女物「蝉丸」。
頼朝と不和になり西国に落ち行く源義経。 静御前との別れを惜しむ間もなく出航した義経の行く手に立ちはだかる平知盛を始めとする平家の軍兵の悪霊。 義経は太刀を抜いて戦いますが、最後は弁慶の法力により悪霊を祈り伏せる。
小書(特殊演出)により曲全体の重みが増し、迫力のある舞台を作り上げます。
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7月の公演
県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成16年7月7日(水)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・
全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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解説
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能面
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解説
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中森 晶三
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狂言
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鎌腹(かまばら)
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太郎冠者
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善竹 十郎
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妻
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善竹大二郎
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仲裁人
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善竹富太郎
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能
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日下左衛門
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(朝)中森 貫太
(昼)奥川 恒治
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左衛門ノ妻
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(朝)坂 真太郎
(昼)佐久間二郎
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妻ノ従者
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殿田 謙吉
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供人
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梅村 昌功
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供人
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御厨 誠吾
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里人
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善竹十郎
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笛
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槻宅 聡
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小鼓
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後藤嘉津幸
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大鼓
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柿原 弘和
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貧しさのあまりに3年後に再会を誓い協議離婚した夫婦。
再会の時、妻は都に上り出世して戻って来るが夫はしがない芦売りだった・・・
再会を拒む夫だが妻の読む和歌の功徳により和解し、再会を喜ぶ舞を舞う。
男性を主人公とする珍しい狂女(狂男?)物。
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9月の公演
県民のための能を知る会横浜公演
☆平成16年9月8日(水)午後2時始 会場 横浜能楽堂 |
入場料(消費税込)・・ 指定席¥6,000(友の会¥5,500)/自由席¥4,700(友の会¥4,200)
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解説
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間狂言
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解説
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中森 晶三
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狂言
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文荷(ふみにない)
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太郎冠者
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野村 萬斎
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主
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月崎 晴夫
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次郎冠者
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深田 博治
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能
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花子
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中森 貫太
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吉田少将
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村瀬 純
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従者
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村瀬 堤
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従者
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村瀬 慧
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侍臣
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殿田 謙吉
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野上ノ宿ノ長
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野村 萬斎
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笛
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一噌 庸二
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小鼓
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鵜澤洋太郎
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大鼓
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国川 純
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美濃の国野上宿の遊女「花子」は、呼ばれた座敷に居合わせた吉田少将と恋に落ちるが、
帰路の迎えを待つ間座敷に上がらずにいたために、主人に追い出させる。
その後再会を祈念するために賀茂神社に参詣したところ、
同じ思いで参詣にやってきた吉田少将と以前取り替えた扇の縁により再開を果たす。
間狂言の女主人とシテとの噛み合わないやり取りが前半の見せ場。
後半は舞が中心となり、見どころの多い名曲です。
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県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成16年10月5日(火)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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解説
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能のワキ方
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解説
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中森 晶三
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狂言
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呼声(よびこえ)
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太郎冠者
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野村 萬斎
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主
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深田 博治
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次郎冠者
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高野 和憲
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能
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菅丞相
雷神
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(朝)中森 貫太
(昼)佐久間二郎
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僧正
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(朝)則久 英志
(昼)大日方 寛
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能力
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石田 幸雄
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笛
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小野寺竜一
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小鼓
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森澤 勇司
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大鼓
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亀井 広忠
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太鼓
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小野寺真佐人
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藤原氏の陰謀により太宰府に左遷させられ非業の死を遂げた菅原道真。
雷神となって災いをなそうとするが、かつての師であった比叡山延暦寺の法性坊律師僧正と
宮中で戦いとなり、最後には祈り伏せられる。
しかし帝より天神の位を与えられ、成仏して消え失せる。
菅原道真を『天神様』と呼ぶ由来を能楽化した、希曲です。
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能を知る会東京公演
〜平成16年度文化庁芸術祭参加〜
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☆平成16年10月13日(水)午後6時始め 会場 国立能楽堂 |
入場料(消費税込)・・ 正面指定席¥7,000(友の会¥6,500)/脇・中自由席¥5,000(友の会¥4,500)
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講演
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恋の能
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講演
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馬場あき子
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狂言
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千鳥(ちどり)
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太郎冠者
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野村 萬斎
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主
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深田 博治
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酒屋
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野村万之介
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能
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平清経
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中森 貫太
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清経ノ妻
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鈴木 啓吾
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淡津三郎
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殿田 謙吉
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笛
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寺井 宏明
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小鼓
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鵜澤洋太郎
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大鼓
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安福 建雄
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左中将清経は平家の将来を悲観し投身する。
家来淡津三郎の知らせに北の方は、
「見る度に心尽し(筑紫)の髪(神)なれば 憂さ(宇佐)にぞ返す元の社に」と歌を添えて
遺髪を宇佐八幡に奉納させる。
夢に現れた清経はこれをなじるが、妻は、天命を待たず自殺したことを恨む。
清経は宇佐八幡の神託にすべてを諦め月明の夜船を出し、
心行くまで笛を吹き、朗詠の後投身した次第を仕方噺に見せ、最後の十念で成仏し得たことを告げる。
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☆平成16年10月23日(土)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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講演
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源氏物語と能
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講演
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上坂 信男
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狂言
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清水(しみず)
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太郎冠者
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山本東次郎
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主人
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山本 則重
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能
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里女
六条御息所
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(朝)中森 貫太
(昼)観世 喜正
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旅僧
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野口 能弘
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里人
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山本泰太郎
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笛
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寺井 宏明
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小鼓
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幸 正昭
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大鼓
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柿原 光博
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源氏物語を題材とした秋の名曲。
野宮の旧跡に立ち寄った旅僧の前に六条御息所の亡霊が現れ、
光源氏との出会いの話や葵上との車争いの様を見せ、また物見車に乗って消え去っていく。
侘び、寂びと言う言葉が最も似合う、三番目鬘物きっての大曲。
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☆平成16年11月19日(金)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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解説
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能の中の神
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解説
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中森 晶三
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狂言
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無布施経(ふせないきょう)
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住持
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大蔵吉次郎
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主人
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(朝)大蔵 教義
(昼)宮本 昇
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能
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里女
三輪明神
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(朝)中森 貫太
(昼)遠藤 喜久
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玄賓僧都
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森 常好
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里人
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(朝)宮元 昇
(昼)大蔵 教義
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笛
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一噌 隆之
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小鼓
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古賀 裕巳
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大鼓
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柿原 弘和
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太鼓
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徳田 宗久
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三輪神社の神婚説話を基とした曲。
三輪の山里に山居している玄賓僧都の前に三輪の明神が現れ
天照大神の岩戸隠れの有様を見せ、夜明けと共に消え失せる。
作物を神木の杉として曲中にて重要な役割を果たさせている。
男女の神の恋路の艶めかしさを舞うクセや神楽の舞など見どころの多い曲。
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☆平成17年1月23日(金)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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解説
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能装束
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解説
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中森 晶三
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狂言
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惣八(そうはち)
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惣八
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善竹 十郎
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僧
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善竹富太郎
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主人
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善竹大二郎
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能
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里女
胡蝶ノ精
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(朝)中森 貫太
(昼)古川 充
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旅僧
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和泉昭太郎
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所の者
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野島 伸仁
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笛
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八反田智子
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小鼓
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鳥山 直也
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大鼓
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高野 彰
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太鼓
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観世 元伯
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満開の梅の花を眺めている僧の前に女が現れ、花に縁が深い胡蝶が梅の花だけに縁が無いため
法華経の功徳により梅の花と縁を結びたいと願う。
僧が法華経を称えていると美しい胡蝶の精が現れ、報謝の舞を舞い、霞と共に消え失せる。
小品ですが新春にピッタリの華やかな曲です。
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☆平成17年3月3日(木)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
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解説
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遊び興ずる能
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解説
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中森 晶三
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狂言
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梟山伏(ふくろうやまぶし)
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山伏
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深田 博治
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兄
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月崎 晴夫
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弟
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竹山 悠樹
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能
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花月
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(朝)中森 貫太
(昼)五木田三郎
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旅僧
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殿田 謙吉
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清水寺門前ノ者
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高野 和憲
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笛
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松田 弘之
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小鼓
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幸 正昭
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大鼓
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安福 光雄
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天狗にさらわれと子供を捜すため、出家して清水寺に参詣した筑紫の僧。
寺男の薦めで花月という少年の舞を見る。
よく見るとその少年は探し求める我が子だった。
少年をシテとする遊興物で、寺男(間狂言)とのやり取りから始まり、
小歌・弓之段・曲舞・鞨鼓と、まさに「芸尽くし」の曲です。
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