5月の公演
能を知る会横浜公演
☆平成17年5月7日(土)午後2時始 会場 横浜能楽堂 |
入場料(消費税込)・・ 指定席¥6,000(友の会¥5,500)/自由席¥4,700(友の会¥4,200)
|
解説
|
謡曲身延の背景
|
講演
|
鈴木 祐弘
(日蓮宗本妙寺副住職)
|
狂言
|
宗論(しゅうろん)
|
浄土僧
|
山本東次郎
|
.
|
.
|
法華僧
|
山本 則直
|
.
|
.
|
宿の主
|
山本泰太郎
|
能
|
|
里女
|
中森 貫太
|
.
|
.
|
日蓮上人
|
殿田 謙吉
|
.
|
.
|
笛
|
寺井 宏明
|
.
|
.
|
小鼓
|
観世新九郎
|
. |
. |
大鼓
|
安福 建雄
|
日蓮上人が身延山で説法をしていると、毎回熱心に通ってくる女性に気付く。
上人が名を尋ねると、はじめ女は麓の者と名のるが、
やがて自分は亡者であると告げ、上人の法華経の功徳により成仏させて欲しいと頼み、
法華経を讃えた報謝の舞を舞って日暮れと共に霊地身延山に消え失せる。
観世流のみにある曲で、近年殆ど上演されることの無かった希曲。
日蓮宗にちなんだ能の話しの講演もお楽しみください。
|
6月の公演
県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成17年6月10日(金)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
講演
|
源氏物語と能
|
講演
|
上坂 信男
|
狂言
|
蟹山伏(かにやまぶし)
|
山伏
|
大蔵吉次郎
|
.
|
.
|
強力
|
宮本 昇
|
.
|
.
|
蟹の精
|
榎本 元
|
能
|
|
六条御息所
|
(朝)中森 貫太
(昼)佐久間二郎
|
.
|
.
|
里女
|
(朝)小島 英明
(昼)坂 真太郎
|
.
|
.
|
横川小聖
|
野口 能弘
|
. |
. |
臣下
|
則久 英志
|
. |
. |
下人
|
大蔵吉次郎
|
.
|
.
|
笛
|
寺井 宏明
|
.
|
.
|
小鼓
|
古賀 裕巳
|
. |
. |
大鼓
|
柿原 光博
|
. |
. |
太鼓
|
徳田 宗久
|
「源氏物語と能」をテーマに、光源氏を巡る女の争いを描いた人気曲「葵上」を上演いたします。
光源氏を取られた上に賀茂の祭りでの車争いに敗れ、
その執心から自らが生き霊となって葵上の枕元に立つ六条御息所。さてその結末は・・・
上演機会NO.1の人気曲です。
|
能を知る会東京公演別会
☆平成17年6月19日(日)午後1時始め 会場 国立能楽堂 |
入場料(消費税込)・・ 正面指定席¥10,000(友の会¥9,000)/脇・中自由席¥6,000(友の会¥9,500)
|
講演
|
神話の能
|
講演
|
増田 正造
|
能
|
|
豊玉姫
海神ノ宮主
|
中森 貫太
|
.
|
.
|
玉依姫
|
鈴木 啓吾
|
.
|
.
|
天女
|
古川 充
|
.
|
.
|
天女
|
佐久間二郎
|
. |
. |
彦火々出見尊
|
森 常好
|
.
|
.
|
従者
|
舘田 善博
|
.
|
.
|
従者
|
森 常太郎
|
.
|
.
|
栄螺ノ精
|
野村 萬斎
|
.
|
.
|
貝ノ精
|
深田 博治
|
.
|
.
|
貝ノ精
|
高野 和憲
|
.
|
.
|
貝ノ精
|
竹山 悠樹
|
.
|
.
|
貝ノ精
|
月崎 晴夫
|
.
|
.
|
笛
|
松田 弘之
|
. |
. |
小鼓
|
鵜澤洋太郎
|
. |
. |
大鼓
|
亀井 広忠
|
. |
. |
太鼓
|
小寺真佐人
|
狂言
|
竹生島参(ちくぶしまもうで)
|
太郎冠者
|
野村 萬斎
|
.
|
.
|
主
|
深田 博治
|
仕舞
|
逆矛(さかほこ)
|
シテ
|
観世 喜正
|
. |
三輪(みわ)
|
シテ
|
観世 喜之
|
能
|
|
童子
稲荷明神
|
五木田三郎
|
.
|
.
|
三條宗近
|
殿田 謙吉
|
. |
. |
勅使
|
芳賀 俊嗣
|
. |
. |
宗近ノ下人
|
竹山 悠樹
|
.
|
.
|
笛
|
一噌 隆之
|
.
|
.
|
小鼓
|
幸 正昭
|
. |
. |
大鼓
|
国川 純
|
. |
. |
太鼓
|
観世 元伯
|
古事記を題材とした能二題でお楽しみ頂きます。
海幸彦、山幸彦の物語を能楽化した「玉井(たまのい)」は間狂言の小書「貝尽くし」でご覧頂きます。
竜宮を舞台としたスケールの大きい大曲をお楽しみ下さい。
もう一番は、日本武尊が草薙の剣で東国の夷を征伐した物語を題材とした
「小鍛治」を、最も扱いの重い小書「重キ黒頭」で上演いたします。
狂言には古事記を題材にした曲が無いため、野村萬斎師による「竹生島参」をご覧頂きます。
|
7月の公演
県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成17年7月6日(水)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
間狂言
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
清水(しみず)
|
太郎冠者
|
野村 萬斎
|
.
|
.
|
主人
|
竹山 悠樹
|
能
|
|
小次郎ノ兄
|
(朝)遠藤 喜久
(昼)中森 貫太
|
.
|
.
|
牧野小次郎
|
(朝)坂 真太郎
(昼)中森健之介
|
. |
. |
利根信俊
|
殿田 謙吉
|
. |
. |
下人
|
深田 博治
|
.
|
.
|
笛
|
松田 弘之
|
.
|
.
|
小鼓
|
鵜澤洋太郎
|
. |
. |
大鼓
|
柿原 弘和
|
父親を口論の末に相模国の住人利根信俊に殺された兄弟。
放下(ほうか・大道芸人のような物)となって敵討ちの機会を伺う。
三島神社(横浜市金沢区)に参詣に向かう信俊に近づき、酒宴の隙を狙って本望を果たす。
「望月」と並ぶ仇討物の代表作です。
|
10月の公演
県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成17年10月1日(土)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
謡曲
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
魚説法(うおぜっぽう)
|
新発意
|
高野 和憲
|
.
|
.
|
施主
|
竹山 悠樹
|
能
|
|
尉
小野頼風
|
(朝)中森 貫太
(昼)奥川 恒治
|
.
|
.
|
頼風ノ妻
|
(朝)中森健之介
(昼)古川 充
|
.
|
.
|
旅僧
|
森 常好
|
. |
. |
間狂言
|
竹山 悠樹
|
.
|
.
|
笛
|
田中 義和
|
.
|
.
|
小鼓
|
幸 正昭
|
. |
. |
大鼓
|
安福 光雄
|
. |
. |
太鼓
|
観世 元伯
|
石清水八幡宮に参詣する僧。
途中咲き乱れる女郎花に惹かれ花を手折ろうとすると花守の老人に止められる。
老人は女郎花の事を語り石清水八幡宮へ僧を案内し、
更に男塚・女塚の前で「我こそ小野頼風の幽霊」と名乗り塚の中に姿を消す。
僧が弔っていると頼風と妻の幽霊が現れ、
夫を恨み川に身を投げた有様と地獄の責め苦を目の当たりに見せ、僧に成仏を頼み消え失せる。
女郎花を主題とした秋の名曲です。
|
能を知る会東京公演
「義経と知盛」
〜平成17年度(第60回記念)文化庁芸術祭参加公演〜 |
☆平成17年10月12日(水)午後6時始め 会場 国立能楽堂 |
入場料(消費税込)・・ 正面指定席¥7,000(友の会¥6,500)/脇・中自由席¥5,000(友の会¥4,500)
|
講演
|
義経と知盛
|
講演
|
馬場あき子
|
狂言
|
文蔵(ぶんぞう)
|
主人
|
山本東次郎
|
.
|
.
|
太郎冠者
|
山本泰太郎
|
能
|
|
尉
平知盛
|
中森 貫太
|
.
|
.
|
二位尼
|
五木田三郎
|
.
|
.
|
大納言
|
佐久間二郎
|
.
|
.
|
旅僧
|
殿田 謙吉
|
. |
. |
間
|
遠藤 博義
|
.
|
.
|
笛
|
一噌 幸弘
|
.
|
.
|
小鼓
|
大倉源次郎
|
. |
. |
大鼓
|
柿原 崇志
|
. |
. |
太鼓
|
観世 元伯
|
大河ドラマ「源義経」にちなみ、歌人の馬場あき子氏の義経についての講演の後、
能は源義経のライバル平知盛を主人公とした「碇潜(いかりかずき)」を、
船出之伝の小書を附けてご覧頂きます。
前半では義経の八艘飛びの場面を、
後半では二位殿が安徳天皇を抱いて入水し
知盛も船の碇を高々と頭上に差し上げて海に沈む平家物語のクライマックスシーンを
中森貫太が演じます。
狂言は石橋山の合戦を語る「文蔵」を山本東次郎師でお楽しみください。
|
☆平成17年10月26日(水)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
琵琶の曲
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
棒縛り(ぼうしばり)
|
次郎冠者
|
山本 則俊
|
.
|
.
|
主
|
山本 則秀
|
.
|
.
|
太郎冠者
|
山本 則重
|
能
|
|
平経正
|
中森 貫太
|
.
|
.
|
僧都行慶
|
村瀬 純
|
.
|
.
|
笛
|
八反田智子
|
.
|
.
|
小鼓
|
幸 正昭
|
. |
. |
大鼓
|
柿原 光博
|
源氏に都を追われる途中、裏切り者と言われるのを覚悟して引き返し、
仁和寺へ琵琶の名器「青山」を返し、その後一ノ谷で戦死した平経正。
供養に手向けられた青山に引き寄せられ
僧都の前に現れ琵琶を奏でる。
しかし修羅の刻限になり、仇と戦う姿を恥じて灯火を吹き消し
闇の中に消えて行く。
小品ながら琵琶を主題とした人気曲です。
|
☆平成17年11月5日(土)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
小野小町の能
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
墨塗(ふみぬり)
|
大名
|
善竹 十郎
|
.
|
.
|
太郎冠者
|
善竹大二郎
|
.
|
.
|
女
|
善竹富太郎
|
能
|
|
深草少将ノ怨霊
|
(朝)五木田三郎
(昼)中森 貫太
|
.
|
.
|
里女(小野小町)
|
(朝)佐久間二郎
(昼)古川 充
|
.
|
.
|
僧
|
(朝)則久 英志
(昼)大日方 寛
|
.
|
.
|
笛
|
槻宅 聡
|
.
|
.
|
小鼓
|
森澤 勇司
|
. |
. |
大鼓
|
安福 光雄
|
小野小町のもとへ99夜通い続け100日目に悶死した深草少将。
死して尚小町に取り憑き成仏を妨げる。
成仏の願いから百夜通いの様を僧に見せ、その功徳により二人共に成仏し夜明けと共に消えて行く。
若い小野小町を登場させる数少ない曲の一つで、名曲「卒都婆小町」を夢幻能に仕立て直した曲。
|
能を知る会横浜公演
☆平成17年11月18日(金)午後2時始 会場 横浜能楽堂
|
入場料(消費税込)・・ 指定席¥6,000(友の会¥5,500)/自由席¥4,700(友の会¥4,200)
|
解説
|
能舞台
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
鈍太郎(どんだろう)
|
鈍太郎
|
野村 萬斎
|
.
|
.
|
本妻
|
深田 博治
|
.
|
.
|
愛人
|
高野 和憲
|
能
|
|
里女
江口ノ君
|
中森 貫太
|
.
|
.
|
遊女
|
古川 充
|
. |
. |
遊女
|
佐久間二郎
|
.
|
.
|
旅僧
|
殿田 謙吉
|
.
|
.
|
従僧
|
則久 英志
|
.
|
.
|
里人
|
御厨 誠吾
|
.
|
.
|
笛
|
寺井 宏明
|
.
|
.
|
小鼓
|
観世新九郎
|
. |
. |
大鼓
|
安福 光雄
|
旅僧が摂津の国江口の里で遊女江口の君の旧跡に立ち寄り、
昔西行法師が宿を断られ
「世の中を厭うまでこそ難からめ 仮の宿りを惜しむ君かな」と詠んだ和歌を口ずさむと
一人の女が現れ
「法師さまを遊女の里に泊められなかったので」と弁解し、自らが江口の君の幽霊と名のり姿を消す。
僧が夜更けに江口の君を弔っていると
月夜の川面に屋形船に乗った江口の君が現れ、昔の船遊びの様子や遊女の境涯を述べた舞を舞い、
やがてその姿は普賢菩薩となって西の空へ消え去った。
能の中でも艶めかしい文章としっとりした風情で楽しむ、秋の名曲です。
|
☆平成18年1月20日(金)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
謡初の式(うたいぞめのしき)
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
鐘の音(かねのね)
|
太郎冠者
|
山本 則直
|
.
|
.
|
主人
|
山本泰太郎
|
.
|
.
|
仲裁人
|
山本 則孝
|
能
|
|
天人
|
(朝)中森 貫太
(昼)古川 充
|
.
|
.
|
漁夫白龍
|
(朝)則久 英志
(昼)大日方 寛
|
.
|
.
|
笛
|
一噌 隆之
|
.
|
.
|
小鼓
|
古賀 裕巳
|
. |
. |
大鼓
|
高野 彰
|
. |
. |
太鼓
|
小寺真佐人
|
三保の松原に伝わる「羽衣伝説」を能楽化した名曲。
下界に立ち寄り嵐に衣を飛ばされた天女が、
衣を拾った漁師の所望により衣を纏って舞を舞いながら月に帰って行く。
今回は「和合之舞」の小書(特殊演出)により
囃子の緩急が大きくなり、より面白い舞となります。
|
☆平成18年3月4日(土)午前10時/午後2時 会場 鎌倉能舞台 |
入場料(消費税込)・・ 全席自由席¥4,700(友の会・団体¥4,200)
|
解説
|
能の子方
|
解説
|
中森 晶三
|
狂言
|
文山賊(ふみやまだち)
|
山賊
|
深田 博治
|
.
|
.
|
山賊
|
月崎 晴夫
|
能
|
|
狂女
|
(朝)観世 喜正
(昼)中森 貫太
|
.
|
.
|
梅若丸
|
中川 優奈
|
. |
. |
渡守
|
森 常好
|
. |
. |
旅人
|
(朝)舘田 善博
(昼)森 常太郎
|
.
|
.
|
笛
|
寺井 宏明
|
.
|
.
|
小鼓
|
鵜澤洋太郎
|
. |
. |
大鼓
|
柿原 弘和
|
人商人に子供をさらわれ、その後を追って都から東国隅田川まで旅をしてきた狂女。
渡し船の船頭から子供の死を知らされ涙に暮れる。
子供の墓前で念仏を唱えていると子供の幽霊が現れ、母は必死になって後を追うが
その姿は夜明けと共に消え失せる。
能楽最大の悲劇と言われ、オペラなどの原曲にもなった、世阿弥作の名曲です。
|
平成18年公演一覧記録→
←平成16年度公演一覧記録
↑へ戻る HOME(検索でお越しの方はこちらからtopにどうぞ)
|