11. 2003年11月12日県民のための能を知る会の記録です。

「鏡男」・「錦木」

解説は「恋之曲」
中森貫太

狂言「鏡男」
シテ 野村萬斎師 妻 高野和憲師

能「錦木」
ワキ 殿田謙吉師

シテ 中森貫太 手には錦木を持っています
ツレ 古川充師 手には細布を持っています
「語(かたり)」の場面
錦木の謂われをワキに語ります
間狂言
深田博治師
シテは今回作物に入らず、中入して
熨斗目を被いて幕から出ました 
後シテの面は
「千種怪士(ちぐさあやかし)」です
恋する女の家の門を叩く男
現代だったら ストーカー!?
女の前に錦木を立てるシテ
三年間(千日)通ってもプロポーズが通らず
涙にむせぶシテ・・・
実は女にも事情があったのです
扇を錦木に見立てた型
終盤の型所です
午後の部 シテ 観世喜正師
ツレ 奥川恒治師
熨斗目をはねた所
装束の色目が変わりました
これは「杯扇(さかずきおうぎ)」と言う型です
美しく飾られた「錦木」
枝に紅段を巻いて作ります

[BACK][NEXT]
↑に戻る HOME(検索でお越しの方はこちらからtopにどうぞ)