10. 2003年10月30日県民のための能を知る会の記録です。

「伯母ケ酒」・「俊寛」

解説は「能面」
中森晶三師

狂言「伯母ケ酒」
山本泰太郎師・山本則孝師

能「俊寛」
ワキ 森  常好師

ツレ康頼 鈴木 啓吾師
ツレ成経 古川   充師

本来は「沙門頭巾」ですが
今回は「黒頭」でやってみました
面は専用面「俊寛」で水衣は「より」です
酒の代わりに水を酌み交わして
都での暮らしを懐かしみます
前半の型所「抱え扇」
川の流れを見ています
赦免の使い(ワキ)と船頭(間狂言)登場
今回は舟の作物を出しませんでした
赦免状に自分の名前がないことを
ワキに問いただします
舟を行かせまいとして
艫綱に取り尽くシテ

次第に遠ざかっていく舟を見送る俊寛
橋掛かりが短いので見計らいが大変でした

午後の部シテ 五木田三郎師
この出で立ちが常です
同じ型でも沙門頭巾の方が立派に見えますね
水衣も「しけ」なので格があります
ツレ康頼 遠藤  喜久師
ツレ成経 佐久間二郎師

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