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解説 「能の小書」 中森晶三
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狂言「秀句傘」
シテ 野村萬斎師
アド 石田幸雄師 アド高野和憲師
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傘になぞえて秀句(駄洒落)を読む曲で
狂言としては希曲だそうです
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能「采女 美奈保之伝」
ワキ 森 常好師
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シテ 中森貫太
赤地市松御所車の唐織で
面は「若女」でした
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後シテの出
小書の時は装束が紅無となり
水衣をかずいて登場します
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弔ってくれた僧に向かって合掌し
成仏したことを感謝します
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美奈保之伝の型所
序之舞の中で橋懸かりに行き
扇をかざして池の水面を見込みます
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長絹は浅黄地廬芦の柄で師匠家より拝借しました
銀の摺箔と浅黄大口、
白地の鬘帯という取り合わせでした
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非常にゆったりしたテンポの曲でしたので
85分の上演時間でした
小書がなければ120分コースの曲でしたね・・・
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終演後の質疑応答もたくさんの御質問が出ました
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