1.2006年4月22日「能を知る会 鎌倉公演」の記録です。

解説「桜の能」・狂言「土筆(どひつ)」・能「小塩(おしお)」

解説 「桜の能」 中森晶三

狂言「土筆」
シテ 山本則俊師 アド 山本則秀師

能「小塩」
ワキ 殿田謙吉師 
ワキツレ 則久英志師
朝の部 シテ 中森貫太
桜の枝を担いで登場します
面は「笑尉(わらいじょう)」です

桜満開の小塩山に現れた老人
一寸小粋な感じの装束にしてみました

後シテ(在原業平)が乗って現れる花見車の作物
出すのはほんの一瞬なんですよね・・・

後シテの出 朝の部は緋指貫に縹色の狩衣を合わせました
かなり派手目な業平でしたね
面は「中将」で初冠にも桜を飾ってみました
この面は業平がモデルと言われています
午後の部の後シテは紫の指貫に白地の狩衣を合わせました
この色目のほうが品がありますね
午後の部 シテ 五木田三郎師
前シテの装束は小格子厚板に茶の水衣です
いかにも殿上人らしいゆったりとした曲でした
扇は立木桜の柄の「天人扇」を使ってみました
終演後の質疑応答もたくさんの御質問が出ました

[BACK][NEXT]
↑に戻る HOME(検索でお越しの方はこちらからtopにどうぞ)