3. 2003年6月1日県民能の記録です。(於 鎌倉能舞台)

県民能 「飛越」「須磨源氏」

狂言「飛越」
シテ 石田幸雄師

能「須磨源氏」
ワキ 野口能弘師

午前の部シテ 中森貫太
 水衣の色がワキとついてしまいました・・

ワキの前で「若木の桜」の事を語る里人
(間狂言)
この面は「今若(いまわか)」
冠は「初冠(ういかむり)」
狩衣の柄は「業平菱(なりひらびし)」と言います
冠の後ろに垂れているのが「垂柄(すいえ)」で
文官の標です。これが巻いてあるのが
武官用の「巻柄(まきえ)」になります
履いている袴は「指貫(さしぬき)」です
普段は紫を使いますが今回は緋色にしてみました
午後の部シテ 遠藤喜久師
こちらは納戸色の熨斗目に茶の水衣でした

後シテの狩衣も白にしてみました
柄は少し大きめの業平菱です

面は「中将」です
こちらの方が光源氏らしかったですね〜?

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