5. 2003年6月28日東京公演別会の記録です。

「盛久」・「薩摩守」・「石橋」

解説は「能の小書ー夢中の出と大獅子ー」
増田正造先生

能「盛久」 シテ 五木田三郎師 ワキ 森常好師
囃子方の後ろにワキツレが座り「輿(こし)」が置かれています

経巻の光に目が眩み太刀を取り落とす
前段のクライマックス!

物着で正装をして頼朝の御前に進み
ワキからの酌を受ける

酒宴での男舞
今回は「恐之舞」の小書附きでした

狂言「薩摩守」
シテ 野村万作師
仕舞「巴」 観世喜正師
長刀を使う仕舞です
仕舞「弱法師」 観世喜之師
杖を使う仕舞です
能「石橋」
シテ 中森貫太 ワキ 殿田謙吉師

普段は童子ですが小書により尉になります
これは谷底を見込む型

貫太長男健之介も地謡に座らせました

間狂言 石田幸雄師

牡丹の作物が一畳台に載っています

白獅子 中森貫太

赤獅子 佐久間二郎師

能の中でも最も豪華絢爛な曲です
頭も面も装束も重くて運動量も一番多い曲かもしれません・・・

今回白地半切を新調しました
山道に雲板(うんぱん)の柄です

恒例の質疑応答
今回は随分多くのご質問を頂きました

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