11.2004年10月13日「能を知る会東京公演 恋之能」の記録です。

狂言「千鳥」・能「清経恋之音取(きよつね)

講演 馬場あき子師
「恋の能」

狂言「千鳥」
シテ 野村萬斎師 アド 深田博治師
アド 野村万之介師
酒樽を挟んでのやりとりです
能「清経」 ワキ 殿田謙吉師
首に形見の守り袋を下げています

ツレ 鈴木啓吾師
形見を見つめているところ

「恋之音取」の時には長裃となり
音取りの際には笛が舞台に出て笛を吹きます
笛が吹き始めると幕が半分上がります
これを「半幕」と言います
シテ 中森貫太
この小書の時には法被肩上となります
笛の音に引き寄せられて妻の前に出てくるシテ
本来笛が座っている位置には笛の後見が座ります
散紅葉の模様大口は小書用としています
面は「中将」
クセの中で橋懸かりに行き正先を見込む
これは小書の時の型です
これは「抱え扇」と言う型
後見も長裃となります
扇は「負修羅扇(まけしゅらおうぎ)」
太刀を抜き扇を盾にした、修羅物独特の型です

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