8.2004年9月8日「能を知る会 横浜公演」の記録です。

狂言「文荷」・能「班女(はんじょ)」

解説「間狂言」 中森晶三師

狂言「文荷」
シテ野村萬斎師
アド深田博治師 月崎晴夫師
二人で手紙を運びます
装束の色目のコントラストが面白い
能「班女」
間狂言 野上の宿の主 野村萬斎師

シテ 中森貫太
宿の主に暇を出されて追い出されます

ワキ 吉田少将 村瀬純師
花子(シテ)を迎えに来ますが既に追い出された後でした
後シテの出
「笹之伝」なので笹を肩げて出てきます
常は扇を持っています
賀茂明神に吉田少将との再会を祈誓します
面は「小面」を使ってみました
ワキツレ 村瀬堤師
シテに面白く狂って見せろと声を掛けます
「笹之伝」独特の型
クセの中で橋懸かりに行き笹を抱いて空を見上げます
扇は「紅入狂女扇」
この扇は金剛流の型物
秋草の中に月の絵が描かれています

ワキから渡された自分の扇(夕顔の柄)を
つくづくと眺めます

互いの扇を見せ合って再開を喜びます
班女一番の型所です

質疑応答
今回もたくさんのご質問ありがとうございました
「痩せました?」と聞かれましたがダイエットの成果です!

[BACK][NEXT]
↑に戻る HOME(検索でお越しの方はこちらからtopにどうぞ)