記録-平成14年度薪能・その他公演情報 (鎌倉能舞台出演公演のみ)
◇まほろば唐松殿薪能◇
笛の名手「平敦盛」が一ノ谷で討たれた有様を仕方話に見せる名曲「敦盛」と
光源氏を巡る恋のさや当てに破れ葵上を取り殺そうとする六条御息所を描いた「葵上」
男と女の代表曲をお楽しみ下さい
◇八王子薪能◇
木曾義仲の最期を見取り敵を蹴散らして落ち行く女武者「巴御前」
勇壮な中にも女性らしさを残した演技をご覧下さい。
静御前の幽霊が菜摘女に取り憑き影のように寄り添って舞を舞う「二人静」
僧正に助けられた恩返しに、釈迦に化けた天狗が神を騙った罰を帝釈天から受ける「大会」
ちょっと珍しい曲の組み合わせですが、野外で見るには綺麗で面白い番組です。
◇京都小泉 能にふれる1日◇ 関係者のみ
問い合わせ先 京都小泉
◇京都小泉 能にふれる一日◇ 関係者のみ
◇大和薪能◇
「鞍馬天狗」は子供達が主役。地元のお子さんに花見の稚児として舞台に上がっていただきます。
牛若丸と前シテの山伏のやりとりにほのぼのとした風情が感じられ、後シテの大天狗の貫禄ある様や、牛若丸に兵法の奥義を語って聞かせるくだり等にご注目下さい。
川の中の水上舞台なので、雨が降らないことだけを祈ります・・・。
◇身延山大法要能◇
問い合わせ先 身延山久遠寺
日蓮上人の750年忌にあたり、当日「大法要」が営まれます。
日蓮宗ゆかりの狂言「宗論」と能「現在七面」を本堂内にて上演いたします。
◇河津町見高神社三番三奉納◇
平成14年10月22日(火)18時始め
昔、河津町に市川佐団次が伝えた歌舞伎と「三番三(さんばそう)」との共演です。
◇横浜 大さん橋薪能◇
共催 ニッポン放送・横浜インナーハーバー2002実行委員会・横浜市・(社)横浜港振興協会
横浜港の大さん橋の最先端部分に誕生する「大さん橋ホール」のこけら落としの公演です。
ウッドデッキ仕上げの床面、壁面は2方向が床から天井までのガラス張りでできている約2.000uのホールだそうです。
全面は横浜港が広がる絶景の眺望の中で能の公演をご覧頂けます。
形式は薪能でもホール屋内での催しですので、お天気の心配は無いようです。
◇府中市民能◇